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B型肝炎ワクチン

B型肝炎 Hepatitis Bの予防を目的に接種します。→ビームゲン添付文書

予防接種が必要かどうかは、以下の判断が基本となります。

B型肝炎は濃厚な接触でのみ感染するため、職場で同僚から感染することはありません。 赴任先の地域名だけから予防接種の必要性を判断することはできません。

Q.海外赴任しますが、B型肝炎の予防接種は必要ですか?

まず、地域情報のページを参照して、推奨予防接種をご確認下さい。B型肝炎が推奨となっていなければ、不要です。ここに推奨と書かれている場合にのみ、検討の対象となります。
  1. 流行地には感染者が多く、感染の機会があるなら、予防接種が推奨されます。ただし、B型肝炎は血液や体液を介して感染する病気です。職場でのつきあいだけなら感染しません。現地住民と同居する場合、現地で医療行為を受ける場合、現地で医療従事者として働く場合などを除けば、感染の機会はさほどないと思われます。
  2. A型肝炎ワクチンの有効性(抗体獲得率)はほぼ100%ですが、B型肝炎のそれは70%程度です。効果を過大評価しない方がよいと思います。
日程が限られているなら、通常はA型肝炎や破傷風の接種を優先させるのが賢明でしょう。

Q.小児の場合は?

基本的な予防接種(三種混合ワクチン、ポリオ等)が終わっていれば、以下の点を配慮の上、ご検討下さい。
  1. 子供は大人より濃厚なスキンシップを求めます。年齢や生活環境によっては、大人よりも高いリスクが予想されます。
    • 家族のみと接触する場合、感染のリスクは低いでしょう。
    • 小さなお子さんを現地の使用人に任せるなら、リスクは高いと考えるべきでしょう。
    • 幼稚園や託児所に入れるなら、ある程度の感染リスクが疑われます。
  2. WHOによれば、小児の定期接種として扱う国が増えているそうです。

Q.B型肝炎の予防接種はどこで受けられますか?

B型肝炎のワクチンは全国各地の医療機関で扱われています。 最寄りの医療機関に問い合わせてみて下さい。

Q.予防接種のスケジュールを知りたいのですが

3回の注射が必要です。 出国前に2回(1カ月間隔)注射を行い、6カ月後に3回目の注射を行います。 3回目は一時帰国時に接種あるいは現地での接種となることが多いようです。

Q.予防接種の有効期間は?

数年〜10年といわれています。 数年たったら抗体検査を受けましょう。

Q.予防接種の副反応について。

ときに、過敏症(局所の硬結、発熱、蕁麻疹など)、消化器症状(主に吐き気)、 精神症状(頭痛、眠気)があらわれることがある。

B型肝炎ワクチンの効果判定(抗体検査)について

B型肝炎ワクチンによる抗体獲得率は70〜90%といわれています。 いいかえるなら、予防接種を受けても10〜30%の人は免疫がついていません。 免疫がついたか否かを知るには、抗体検査を行う必要があります。
抗体(−)だった場合、もういちど最初から接種をやりなおす必要があります。

どんな検査ですか?

HBs抗原に反応する抗体(HBs抗体)を調べます。
一時帰国時の健康診断などの報告書をご覧下さい。HBs antibody(HBsAb)という項目があればそれです。

結果の解釈

一般に普及している検査は感度が低いため、以下のように解釈するのが妥当です。

REFERENCE



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